花粉症は今では国民病の一つに挙げられるくらい大きの人が悩まされているものです。
一年中なんらかの花粉は飛んでいるのですが、特に季節の変わり目なんかは花粉症のちょうど流行時期。
鼻水とくしゃみが止まらない人が増えます。
そんな中、時々これらの症状に加え見られるのが咳とたん。
私自身も長年花粉症に苦しんできましたが、うっかりすると風邪と花粉症を間違えてしまうこともあります。
そんな時って殆ど薬が効かないんですよね~
そこで今回は花粉症による咳、たんの原因を見ていきます。
花粉症で咳たんが出るのは異物に対する喉の防衛機能
花粉が喉にくっつくと体が花粉を体外に排除しようと働くことで起きます。
たんも同じで防衛反応が働き、気管支の粘膜が炎症を起こすことで見られます。
また知らず知らずのうちの口呼吸。
というのも花粉症の場合鼻が詰まることもしばしば…
そうすると必然的に口呼吸になり、唾液は減り、喉を痛めやすくなると言うわけです。
ちなみにたんは花粉症の場合に見られる症状の一つである一方で、実は違う病気によるものである可能性もあるので注意が必要です。
細菌やウイルスの可能性も
主に細菌やウイルス、例えば風邪やインフルエンザなどの可能性もあると言うのは覚えて起きたいです。
見分け方は簡単で、細菌、ウイルスの場合炎症が強いので黄色に。
花粉症の場合は透明になっています。
黄色いたんの場合は発熱など他の症状も出始める場合があるので気をつけましょうね。
ちなみに花粉症の場合、市販薬も最近では色々と売られているのでわざわざ受診はしないという人もいるかもしれませんね。
ただ薬に効き目をあまり感じられない場合や、長期にわたって咳や痰が見られる場合に一度病院を受診した方が良いでしょう。
長引く咳やたんは、別の症状に発展する場合も多いです。
特に子供は要注意。
咳喘息になることは珍しくありません。
確認したいポイントとしてはゼーゼー、あるいはヒューヒューといった咳。
もしかしたらと思ったら重症化しないためにも早めの受診を心がけましょう。
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花粉症による咳やたんを楽にするには
まずなんといってもマスクが有効です。
花粉を吸い込むことを防げますし、喉の乾燥も防ぐことができます。
最近ではいろんなマスクが売られていますが、中でも口と鼻の周りに隙間ができにくいタイプのものがオススメ。
サイズも自分に合ったものを選ぶと言うのが大切です。
花粉を排除する
次にうがい。
喉に付着した花粉を取り除きましょう。
付着した花粉は放っておくとそのまま鼻や気管支にいってしまうので注意してください。
また咳を止めるためにも、加湿は欠かせません。
花粉症の場合ですと、空気清浄効果のあるものが特にお勧め。
加湿器がない場合は濡れたタオルをかけて置いたり、あるいはコップに水を入れて置いておくのも良いでしょう。
のど飴なんかも喉をいたわるには効果的ですよ。
ツボ押しも効果的
他にはちょっと変わった方法でツボ押しなんていうのもあります。
東洋医学は病の元から改善できると評判です。
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簡単ですしどこでも行えるので試してみてください。
また水分補給もこまめに行いましょう。
温かい飲み物がお勧めです。
例えば緑茶は殺菌成分を含みますから喉によいです。
他にもはちみつレモン、生姜湯なんかは風邪などの際によく飲まれ、同じく殺菌効果が高いと有名ですね。
痛みが強ければ市販の痛み止めも効果があります。
ただあまりにひどい時にはかかりつけの医師に相談するのが一番です。
まとめ
花粉症は人によって症状の種類や重さも違いますし、辛い時期も異なります。
そのため喉の痛みやたんの症状があった場合に風邪なのか、あるいは花粉症なのか判断するのは難しいことです。
一時しのぎとして市販薬などで様子を見るのは良いですが、できれば専門医に診てもらって原因を知ることがまずは大切でしょう。
もしも花粉症によるものである場合にはその時期には毎年十分注意をして、喉をいたわるように心がけたいですね。