胃腸炎

胃腸炎を起こしたことありませんか?

最近の芸能界でも胃腸炎でお休みする人も何人かいましたよね。

激しい腹痛や下痢、おう吐など、突然訪れる症状は本当に辛いものです。

重症になると1週間もまともに食べられない状況に陥ることがあります。

胃腸炎になったら何も食べないことが最善の策ですが、さすがに1週間何も食べないとなると体力的にも体がもちません。

胃腸炎になったときには消化の良いものを食べるといいと親から聞いたことがあります。

胃腸炎の時に良いとされる消化の良い食べ物には何があるのでしょうか?

また、避けたい食べ物や飲み物にはどのような物があるでしょうか?

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胃腸炎とは・原因と症状

胃腸炎とはその名の通り胃腸が炎症を起こしている状態で、様々な症状が現れる疾患です。

症状としては多くが下痢や嘔吐、発熱ですが、稀に腹部痙攣を起こすことがあります。

胃腸炎は大きく分けて「感染性胃腸炎」「神経性胃腸炎」があります。

感染性胃腸炎

感染性胃腸炎にはウィルスや細菌によって起こる胃腸炎のことを言います。

よく知られているのがサルモネラ菌や大腸菌、ノロウィルスなどがあります。

私も過去にノロウィルスの胃腸炎と診断されたことがあり、食べると下痢を起こすの繰り返しで自宅で3日我慢しましたが、内科に行って薬で治した過去があります

病原性大腸菌O-157やノロウィルスによる食中毒は報道でもよく耳にしますよね。

急激な胃腸の痛みや下痢、発熱、血便といった重い症状に襲われ、症状は1週間ほどで回復します

ただし一部の細菌による胃腸炎だと重度の腹痛が数週間続くこともあるそうです。

治療の基本は十分な水分補給ですが、軽い症状から中程度の症状なら経口保水液の補給が効果的とされています。

神経性胃腸炎

神経性胃腸炎には、ストレスが溜まることで神経に影響を受けやすい胃腸に痛みを感じることで引き起こされます。

キリキリとした胃の痛みや胸やけ、酷くなると嘔吐するのが特徴で、ストレスが無くなれば意外と簡単に改善します。

現代のようなストレス社会でストレスが無くなるなんてことはあり得ないので、ストレスと上手く付き合っていくしかありません。

そのためには考え方を前向きに変えることがもっとも効果的と言えます。

どんな試練でも「何とかなるだろう」と心配しないことです。

世の中心配事の90%は起こらないといいます。

いくつかの試練で自分という人間性が一回り大きくなると思えばあえて受け入れることが出来るのではないでしょうか。

 

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胃腸炎になり易い人の特徴

胃腸炎になり易い人には以下のような特徴があります。

口呼吸をしている

口で呼吸していると口の中が乾燥して細菌やウィルスが侵入し易くなります。

鼻呼吸であればウィルスや細菌の侵入が困難になるため胃腸炎のリスクが低下します。

鼻を頻繁にほじる癖がある

口呼吸と同じ考え方ですが、鼻をほじるということは指先に付着したウィルスや細菌を鼻の粘膜に押しつけている形になり胃腸炎のリスクを高めます。

ストレスが溜まっている

胃腸は神経の影響を受けやすい臓器で、ストレスにより炎症を起こすことがあります。

ストレスで胃炎を起こしたり、不安心から腸に炎症を起こして下痢になったりするのはそのためです。

暴飲暴食をしている

日頃から暴飲暴食して胃腸に負担をかけていると胃腸の壁が傷つき炎症を起こして胃腸炎になることがあります。

特に激辛料理などの刺激の強い食べ物が好きな人は要注意です。

胃腸炎になったら胃腸を休ませることが基本

胃腸炎になったらなるべく胃腸に負担をかけないように休ませてあげるのが基本です。

なのでなるべく消化の良い物を食べるようにしましょう。

また一回の食事を軽くして1日に5~6回ずつ分けて食べるようにすると胃腸への負担を軽くさせることが出来ます。

胃腸炎に良い食べ物

食べ物としておススメなのは

●お粥
●味噌汁
●摩り下ろしたリンゴ
●湯豆腐
●バナナ
●うどん
●半熟卵
●白身魚
●梅干し
●カステラ

などがあります

胃腸炎に悪い食べ物

一方避けたい消化の悪い食べ物や飲み物には

●乳製品
●柑橘類
●チョコレート
●さつま芋
●ごぼう
●セロリ
●ココア

などがあります。

胃腸炎で下痢止めはNG

下痢になるとすぐに下痢止めの薬を飲む方がいますが、ウィルスや細菌による感染性胃腸炎による下痢で下痢止め薬を飲むと最悪死に至ることがあります。

こんな事例があります。

ある男性が下痢と吐き気、発熱といった胃腸風邪のような症状に襲われ、下痢止めを飲んで就寝。

夜中に何度か嘔吐してまったく眠れず、朝起きた時には歩くことも困難になっていたそうです。

タクシーで病院に行ったら即入院となり、1週間でやっと退院できるまで回復したとのこと。

医師によれば、入院中に血液検査をしたところ白血球の値が異常に高く、危険な状態だったそうです。

診断はノロウィルスによる急性胃腸炎で、下痢止めを飲んだことが症状を悪化させて危険な状態にまでなったのだそう。

つまりノロウィルスによる胃腸炎で下痢になるのは、体が自らウィルスを体外に排出させるための動きで、下痢止めを飲むということはその動きを邪魔してしまうことになるのです。

下痢と吐き気、発熱といった胃腸風邪のような症状が現れた時には近くの内科に診てもらった方が安心出来るということです。