集中力がどうしても維持できずに気が散ってしまうことって誰にでもあるかと思います。
特に子供の集中力は長くは続きませんし、ちょっとしたことでも途切れてしまうもの。
ただいつもいつも人よりも落ち着きがないと、親としては心配なのではないでしょうか。
中でも集団生活ではちょっと困るもの。
何かに取り組もうという時に1人だけほかに気が行くのは改善してあげたいですよね。
そこで今回は集中力がない子供にしてしまう原因となりうる環境について見ていきます。
こんな環境が集中力のない子に多い
まずお子さんは睡眠不足ではないですか?
例えばよくあくびをしたりしている場合はそれが原因で集中力がなくなっているのかもしれません。
大人でも睡眠不足になればぼんやりしてしまいますから、当然関係がありますよね。
上の子に就寝時間を合わせているために寝不足なんていうこともよくある話です。
その年齢にあった睡眠時間はどのくらいなのか一度考えたほうがよさそうです。
テレビを見ながら・・・
次にテレビの付けっ放し。
宿題をしている時にもテレビをつけている子供は多いもの。
しかし当然ながら集中できません。
中には子供に良くないとわかっていても自分が見たくてテレビをつけたままでいる場合も…
ただいくら子供が関心を持たない番組でも、周囲にテレビの音があるというだけで興味はそれてしまうのです。
特に宿題をやっている時なんかは親がまず率先して行動すべき。
何かわからないことはある?と尋ねてみたり、ヒントを出して正解に導いてあげたりと、子供が真剣に取り組める環境作りをしてみましょう。
他にも子供が集中できない理由はいくつもあります。
例えば何らかの家庭や学校などでのストレス。
子供って本当にデリケートですから、すぐに不安などが大きくなるものです。
ちなみに嬉しいことがあった場合でも気が散って集中出来ないこともあります。
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食べ物も集中力に影響してくる
次に食事の影響。
なかでも糖質の取りすぎは眠気をもよおし、集中力が低下する原因になります。
他には意外なのが水分不足。
というのも脳の8割は水分です。
働きを維持していくには水分って欠かせないんですね。
このように子供はちょっとしたことでもすぐに集中力が切れてしまうもの。
実際、集中力を維持できる時間は小学生で15分くらい、中学生でも30分とかなり短いことがわかります。
ですから親がまず子供の集中を高められるような環境を築いてあげられる努力をしたいものですね。
子供が集中できない…病気なの?
集中力には個人差があり、一度やりだすと最後まで頑張る子供もいれば、すぐに飽きてしまう子供など皆が皆同じではありません。
その子の家庭環境の他には性格の面でも大きく変わります。
実際同じ家に住んでいる兄弟でも、正反対だったりすることは珍しくありませんよね。
ただ中でもあまりに際立って集中力がない、いつもそわそわしている子供の場合に、発達障害である可能性があります。
ADHDといって「注意欠陥・多動性障害」ともいうのですが、不注意や多動性、衝動性が見られる病気のことです。
この場合に集中力がない他にも、忘れ物が多かったり、物をなくす傾向があったり、また人の話を聞けない、片付けができないなどの特徴が見られます。
もしかしたら…と思ったら一度専門機関に連絡すると良いでしょう。
まとめ
集中力はこどもがかなり小さい頃から鍛えることができます。
例えば絵本を読み聞かせるなかで「〜はどこだ?」と探すゲームをしたり、パズル遊びもただただするのではなく時間制限を設けることで出来るだけ早く完成させようと子供は集中しますよね。
子供の遊びに少しだけでも親が関わってあげることで子供の集中力はどんどん高まっていきます。
親子の触れ合いにもなりますから、ぜひ心がけていってほしいものです。