体内時計

体内時計という言葉。

聞いたことはあってもどういう意味か正しく理解できていますか?

例えば私たちが普段時刻を知るために、時計を利用しますよね。

しかし時計がないと私たちは本当に今の時刻がわからないのでしょうか?

それは違います。

というのも人間の体にはちゃんとそれなりの時間がわかる体内時計というものが備わっているからです。

夜になると眠たくなるのもそのせい。

ただこの体内時計、日々調整しないと微妙にずれてもいきます

そこで今回は体内時計がずれたときの対策法などを見ていきます。

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体内時計ってずれると大変?戻すまで

体内時計が一度ずれると直すまでに案外時間がかかります。

例えば遅寝だから今日は早めに眠れば良いなんていう簡単なものではないようですね。

だいたい1ヶ月くらいかかるのが一般的です。

しかも週末だからといって生活を変えると体内時計は一向に戻りません。

平日も週末も関係なしに、同じように生活するのが基本です。

ちなみに1日限りで体内時計を戻したいのであればその日に日光を浴びるなり、起床時間や睡眠時間を調節すれば問題ありません。

ただ体内時計って私たちの健康な生活には欠かせないもの。―

しっかり整えておかないと様々なトラブルの原因になるので要注意ですよ。

ずれてしまった体内時計、どうする?

朝日

まず体内時計のズレは朝の過ごし方というのが大きなポイントになります。

起床時間を変えない

1つ目が起きる時間。

早起きを目指しましょう。

例え寝るのが遅かったとしても早かったとしても同じ時間に起きることで体内時計が整えられます。

特に休日は日頃の疲れからどうしても遅い時間までベッドから出てこない人もいますが、疲れは早めに夜、就寝をする事で解消すれば良いだけのこと。

次に起きたらやって欲しいことがあります。

まずは朝の光を浴びましょう。

20分から30分と短い時間で大丈夫です。

ちなみに体内時計を調節する目的なら午前9時までの光が有効。

そのため8時くらいには週末も起きるのがオススメです。

 

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朝食はしっかりと

朝食
次に朝食。

これも9時までというのが1つの目安になります。

できれば窓際の朝日が浴びられる場所で朝食を食べた方がより効果的です

昼食、夕食に関しても毎日同じ時間に取るようにしてください。

そして夜には夜のオススメのリセット方法があります。

まずは明かりを暗くしましょう。

神経を興奮させてしまうのを防ぎます。

暖色系の明かりで、例えばオレンジなんかはオススメです。

寝る前にスマホやパソコン、できればテレビも控える

テレビ

次にテレビを消しましょう。

テレビも明かりと同様神経を興奮させます。

ですから寝る前は控えるべきです。

同様にスマホも体内時計を整えようというのであれば使用は控えます。

というのもスマホのブルーライトが入眠を妨げてしまいます。

ブルーライトカットのメガネなどを利用するのも1つの手です。

他には小さい子供の場合にこれは有効なのですが、入眠儀式として絵本の読み聞かせなんかはどうでしょう。

布団に入って本を読んだら眠るということを繰り返して入れば本を読むだけで自然と体が眠るように働きかけるようになってきます。

大人の場合は読書をしても良いでしょう。

自分に合った入眠儀式を考えて見てください。

まとめ

たかが体内時計、1日で改善できるはずと思っている人もいるかもしれせんが、そんなに簡単なものではありません。

1度ずれが生じるとなかなか元に戻すには時間がかかります。

しかし放置しておけば、体の不調に繋がる可能性もあるので要注意。

子供の場合だと成長にも影響が及ぶとも言われています。

例えば背が伸びないなどの体の成長や脳の成長にも関わると言います。

最近疲れやすいなどのサインに気付いたら早めに正していきましょうね。