胃腸炎はお腹の風邪のことで、かかると下痢や嘔吐などの症状が起きます。
症状の程度は人それぞれなので一概には言えませんが、辛い思いをする場合も多いので注意が必要です。
胃腸炎はそもそもいくつか種類があるのを知っていますか?
ウイルス性だったり、細菌性だったり、あるいはストレス性なんていうものもあります。
そこで今回は中でもウイルス性胃腸炎の原因と、またストレスが関係しているというのは本当なのかをまとめます。
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ウイルス性胃腸炎、ストレスとの関係は?
お腹の不調には色々な原因がありますよね。
例えば冷えだったり、食べたものが原因だったり…
そして多いのがストレスです。
というのもストレスを抱えると人の体は自律神経が乱れるようになっています。
そうすると胃腸は最も影響が出やすい場所の一つだからです。
そのためストレス性胃腸炎という病気があるくらい。
ストレスと胃腸炎の関係は切っても切り離せないのです。
一方でウイルス性胃腸炎の場合はどうでしょう。
原因はあくまでウイルスです。
例えば代表的なものでいうと冬に流行しがちなノロウイルスなどが挙げられますよね。
そこで気になるのがウイルス性の胃腸炎に場合、ストレスは関係がないのかということです。
結論から言うと関係がないと言うことはありません。
というのもストレスがたまると自律神経が乱れると言いましたよね。
その結果交感神経、副交感神経のバランスが変わり免疫力が低下してしまうのです。
そうなれば普段はかからないような病気にかかりやすくなります。
つまり直接的ではないものの、ストレスがウイルス性胃腸炎の原因になると言うわけです。
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ストレスからウイルス性胃腸炎にならないためにも
ストレスがウイルス性胃腸炎の感染にも関係していることがあると言うのがわかったところで今度はストレスを溜めない方法というのを考えていきましょう。
まず、健康にも良いお勧めの方法として運動があります。
もともと運動が嫌いな人はウォーキングだけでも良いでしょう。
運動は免疫力アップに一役かってくれるので、一石二鳥です。
次に簡単に今すぐにでもできる方法で行くと、音楽を聴くことだったり、本を読むなども良いですね。
また半身浴なんかもお勧めです。
美容効果も期待ができます。
他には自律神経が整うとして注目を浴びているのがカラオケ。
好きな人にとっては良い発散方法の一つになることでしょう。
わざわざカラオケではなくても大きな声を出すだけで健康に良い影響をもたらすとも言われているようですよ。
また大声を出すことと若干似ていますが、思いっきり泣くこともストレス発散になります。
映画を見て泣くことを涙活なんて呼ぶこともあるくらい、気分がスッキリするものです。
また自分の趣味もなければどうストレスを改善すべきかもわからないと言う人はカウンセリングなどを一度受けて見るのも一つの手です。
専門医に相談することで自分でも気づかなかったようなストレスの原因に気付けるかもしれませんよ。
そこまで行くのはちょっと…と気がひける人は気の許せる友人や家族などに話を聞いてもらうと楽になることがありますよ。
まとめ
ストレスと胃腸炎には深い関係があるため、手洗いうがいなどに加えストレス発散も心がけていきたいものです。
ストレスは自覚している場合と自覚をしていない場合があります。
自覚ができれば対処も出来ますが、自覚がない状態ではどんどんたまる一方です。
ですから普段から自分の体の変化によく注意し、最近疲れやすいな、気分が落ち込んでいるなどと感じたらストレスがたまっていないか考えて見てください。
早めに気付ければ、すぐに気持ちも切り替えられるはずですよ。