夏は半袖になるともろに二の腕があらわになるので、出来れば少しでも細く見せたいでしょう。
ところで二の腕の太さの要因の一つに巻き肩にあるってこと知ってましたか?
巻き肩になると二の腕が太くなるばかりか肺や心臓に負担がかかり健康上良くないとか。
ここでは巻き肩について注目していきます。
巻き肩とは
巻き肩とは、その名の通り両肩が前方に巻いているような感じになり、猫背になっている状態をいいます。
巻き肩になると猫背が酷くなったり、肩こりや両腕が真上に上がらないなど、様々な症状が現れます。
これだけではありません。
胸部を圧迫する形になるので呼吸が浅くなり全身へ送られるべき酸素量が減ってしまいます。
健康面だけではありません。
見た目も悪くなります。
それが女性が気になる二の腕の太さです。
巻き肩になると腕を横から見た時にポッコリと盛り上がり、まるで筋肉が太くなったように見えるのです。
健康面でも見た目にも巻き肩は治しておきたいものですね。
巻き肩が二の腕が太くなるのは老廃物が溜まるから
体に溜まった老廃物はリンパ液によって体外に排出されますが、このリンパ液が滞ると二の腕に老廃物が溜まって太く見えてしまうわけです。
また悪いことに肩の近くにはリンパ節が2か所あって、よけいにリンパ液が溜まり易くなっているのです。
リンパ節とはリンパ液が流れているリンパ管のところどころにあり、ソラマメのような形をした器官です。
ここでリンパ液の中に細菌やガン細胞など、体に有害な異物が含まれていないか監視をして、見つかれば排除する働きがあります。
風邪を惹いた時に医者にリンパ節が腫れていると指摘された方もいると思いますが、これは細菌やウィルスがリンパ節で止められ、免疫機能により排除される結果起こります。
肩の近くにリンパ節が2か所あるため、ただでさえリンパ液の流れが悪くなっているところに巻き肩によってよけいにリンパ液が溜まり易くなるのです。
なので巻き肩を改善して二の腕を細くするには肩の周りの筋肉をほぐしてリンパ液の流れを良くする必要があるのです。
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自分が巻き肩でないかチェックする方法
自分が巻き肩なのかチェックするには次のような方法があります。
まずは肩の力を抜いてまっすぐ立ってみましょう。
その時あなたの両手の甲を確認してください。
どちらを向いていますか?
前方ですか?
両サイドですか?
後方ですか?
両手の甲が前方を向いていればあなたの肩は巻き肩です。
また骨格的には鎖骨と肩の骨が並列に並んでいれば正常ですが、肩が前方に突き出ていれば巻き肩ということになります。
巻き肩になる原因はスマホの見過ぎ?
スマホが普及してきていまやほとんどの人がスマホを使用していますが、1日中スマホを見ながら生活している人も急増しているようです。
街中を歩いている人を見れば半数の人がスマホを見ながら歩いており、まっすぐ前を見ながら歩いている人にしてみたら何となく危なっかしいですよね。
実際に駅のホームから線路に転落したり、歩道で衝突したり、酷いのになると車を運転しながらスマホをみて前方不注意により人身事故を起こしたりといった話は連日報道されていますよね。
これだけ多くの人がスマホを見ながら生活していることを考えれば、一日中スマホを見ながら生活していることが想像できます。
実はこうしたスマホの見過ぎが巻き肩になる原因の一つでもあるのです。
スマホだけではありません。
1.パソコンの使い過ぎ
2.細かい作業を続ける機会が多い
3.腕を組む癖がある
でも同じく巻き肩の原因になるのです。
こうした習慣が巻き肩をまねいて二の腕がむくんで太く見えるのです。
巻き肩を改善するストレッチや軽い運動
こうした巻き肩による二の腕のむくみを取るには、こまめに休息をとってストレッチや軽い運動をするのが最も効果的です。
やり方は、まず上半身の全ての筋肉が伸びるイメージで背伸びをしてみてください。
また、背伸びと同時に左右に倒したり捻ったりして細かな筋肉が伸ばすイメージで行ってみてください。
そして左右の手をそれぞれ左右の肩にに触れた状態で肩を前に10回、後方に10回とゆっくり回します。
また大胸筋を伸ばすストレッチも効果的です。
両手を体の後ろで組んで、胸を開くようなイメージでそのまま後方に伸ばします。
巻き肩を改善する運動においては、タオルを使ったり懸垂をしたりなどいろんな方法がありますが、これを習慣化するとなると難しいと思います。
最も簡単な方法はへその下の「丹田」に力を入れてのウォーキングです。
また腕を出来るだけ後方に大きく振ることです。
こうすることで徐々に姿勢が良くなり巻き肩も改善できると思いますよ。
私も毎日30分歩いていますが、日光を浴びながら行うウォーキングはストレスの発散にもなり一石二鳥です。