疲れを溜めない秘訣として自分に合ったストレスを解消する方法が効果的なのは間違いないことです。

それは物事に対して「ラッキー!」とか「良かった!」など感じることは脳を満足させることが出来るからです。

しかしこれには注意が必要とされているのです。

というのは脳が感情をブロックしてしまうことがあるのだとか・・・

その感情とは・・・

大げさな感情は逆効果

人の脳は複雑に出来ているようで、あまりに大げさに
「俺はなんて幸運なんだ!」
とか
「ああ、凄い良かった!」
などと思うことで、逆に脳は拒否反応を起こすんだそうです。

普通に考えればこうした刺激が大きければ大きいほど脳が満足してドーパミンが多く分泌されると考えますが、実はそうでもないのだとか・・・

それには人の細胞一つ一つに繊細な反応があるからです。

脳細胞は刺激が弱いほど敏感に反応する

細胞の中でもとりわけ脳の細胞は繊細なためにちょっとした刺激でも敏感に反応すると言われています。

そのため微弱な刺激であればあるほど敏感に反応し、必要以上に強い刺激はブロックしようと働いています。

つまり脳はあまりに強い刺激には拒否反応を示してしまうと言われています。

よくよく考えてみれば、こうしたことは何となく分かるような気がします。

激しい音楽を聞いているよりも眠くなるような音楽を聞いている方が何となく癒されますからね。

 

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大音量で音楽を聴くことの弊害

よく電車やバスに乗っているとイヤホンやヘッドホンをして周りにも聞こえるような大音量で音楽を聞いている若者がいますよね。

これって難聴の原因になることは昔から言われていることですが、これは大きな音で聞いていると聴覚神経細胞が音の刺激を拒んでしまうからです。

これを続けていると徐々に小さな音が聞こえなくなってしまい難聴になってしまうんだとか。

ちなみに私も若いころは大音量で音楽を聴くことが多かったせいかちょっと難聴気味です(^^ゞ

腕の良いマッサージ師ほど刺激が弱い

マッサージ業界では腕の良いマッサージ師ほど刺激の強弱に敏感と言います。

多くの人は「こんな弱いマッサージで効くのかなあ?」と感じるようですが、実はこの方が効果が高いのです。

微弱な刺激だからこそ細胞自身が敏感に反応して、ジワリと効いてくるマッサージが出来るといいます。

ただ、力加減が難しいらしいのですが・・・

私が以前通っていた鍼灸院はハリを刺しているのか判らないくらい刺激が弱く、「本当にハリを刺しているのかなあ?」と感じてしまうくらい皮膚に触れているくらいしか感じないのです。

鍼灸院は他に3件ほど通った経験がありますが、どこもハリを刺すときにはチクっとした痛みを感じました。

それが普通と思っていたのですが、その鍼灸院は他の鍼灸院とは全然違っていたのです。

不思議なことに他の鍼灸院は効果が無くその刺激の弱い鍼灸院は群を抜いて効果が高かったのです。

知人の紹介で通っていたのですが、皆さん共通する意見が「病院よりも治療効果が高い」でした。

少しだけ満足することが脳への刺激に効果的

昔から「過ぎたるは及ばざるがごとし」と言われていますが、何事もほどほどが最も良いとです。

これは日本の文化というよりも人の細胞に刻まれた性質みたいなものらしいです。

日本人ってよく外人をまねて大げさに振る舞うことが多いですが、ここは感情を表に出さない奥ゆかしさが大切ということですよね。

日本人として誇りを持って生きていくことが正解のようです。