肝臓がん

癌は命にも関わる病気というのは誰でも知っていることでしょう。

そして癌にもいろんな種類があります。

例えば肺がんや胃がん、大腸ガンに子宮ガン、乳がんなど挙げればきりがないほど…

その中でも肝臓ガンってどんなものか知っていますか?

そもそも肝臓は自己再生能力があると言われるくらい丈夫なもの。

ただガンとなると話は別。

命を落としかねない怖い病気なのです。

そこで今回は肝臓ガンとはどのような病気なのかをみていくとともに、痛みがある場合についても説明していきます。

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肝臓ガンとは?

まずそもそも肝臓って何のためにあるものか知っていますか?

ちょうど腹部から右上あたりに存在するのですが、栄養分を取り込み体に必要な成分へと変化させるほか、有害物質の解毒や排出も行う役目があります。

そしてガンになる原因として多いのが肝炎ウイルス。

これは持続感染することで炎症と再生が繰り返され、結果的にガンに発展する大きな要因となっているようです。

ちなみにですが肝臓は沈黙の臓器と呼ばれるほど自覚症状がない場合も多く、痛みが出て検査に行った時にはすでに進行していることも珍しくありません。

実際肝臓って大きな臓器ですし、知覚神経がないと言われています。

そのため初期ではこれと言った症状がないのです。

ただ体のだるさや食欲不振、貧血、腹水なども人によってはみられることもあるようですね。

また黄疸という症状は比較的自分で気付きやすい症状の1つです。

黄疸とは肌が黄色っぽくなることでビリルビンという色素が関係しています。

もともとはビリルビンは肝臓で胆汁となり腸に排出されるものの肝臓ガンで機能が低下すると十分にそれがなされません。

結果として血中にビリルビンは増加、白目部分などにも出てくるので気をつけましょう。

予防法としてはウイルス性肝炎から肝硬変になったものが肝臓ガンの大半を占めるために、肝硬変になる手前での早期発見が大きな鍵となります。

肝臓ガンの発見には肝機能検査が欠かせませんから、こういった定期検査を受けていくというのが一番の予防と言えるでしょう。

ちなみに日常生活を送る上でできる予防としては肝臓ガンのリスクを減らす青魚を積極的に取り入れるのはオススメです。

また意外なことにコーヒーを適度に飲むことで肝臓ガンのリスクは減らされるといいます。

ぜひ取り入れてみては?

 

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肝臓ガンで痛みを感じた場合

ガンになると進行した場合に痛みがみられることって珍しくはありません。

肝臓ガンも同じです。

ちょうど肝臓の位置する右側に痛みを感じることが多いです。

中でも疼くほどの激痛が起きた場合は肝臓ガンが破裂した恐れもあるので要注意。

背中側にまで痛みが及んだり大量出血も起きます。

この場合はすぐに受診をしなければなりません。

末期の可能性が非常に高いです。

ちなみにですが、ガンの予後を示す五年生存率を見ると肝臓ガンは予後が悪いことがわかります。

これはガン全般にも言えることですが、やはり早期発見が何よりも大切なのです。

医学は日々発展しています。

ガンを見逃さないようにいろんな検査が実施され、実際に多くの人の命が救われています。

ただ検査を受けるか受けないかは本人の意志がなければどうしようもありません。

自分は大丈夫と思わずに国が推奨しているような検査に関しは自分でしっかり受けるようにしましょう。

まとめ

肝臓ガンの罹患率は男性では45歳ごろで、女性に関しては55歳以上で増え始めると言われています。

このくらいの年齢になればそう行ったリスクをかんがえ、定期的に検査などを受けていく必要があるでしょうね。

何でも早期発見が一番。

ちょっと面倒だと思ってもやはり自分のことですから、しっかりみてもらいましょう。