スマホ労眼

あなたは「スマホ労眼」をご存知ですか?

老眼では無いですよ!労眼です!

つまり中高年になると多くの人が通る遠視の老眼ではなく、若い人でも老眼のような症状が出るのが労眼なんです。

その原因となるのがスマホやパソコンで、目に悪影響が及んで発症する病なんだとか。

特に深刻なのがスマホで、画面がパソコンより小さい分文字も小さいことでよけいに目を酷使してしまうんだとか。

そのために「スマホ労眼」と呼ばれるようになったそうです。

小学生から20代の若者まで殆どの人の必需品となっているスマホ。

2016年の文科省の調査によれば、視力が1.0未満の小学生は31.46%にも上り、小、中、高ともに過去最高を記録したんだとか。

「スマホ労眼」という表現が適切なのかは分かりませんが、放置しておくと失明にも繋がる怖い症状なんだとか

今回はそんな恐ろしいスマホ労眼について注目してみました。

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スマホ労眼の症状

多くの人にいつかは訪れる「老眼」は、40代から症状が現れ、遠くのものは見えるのに近くの物が見えにくくなります。

それがスマホ労眼となると、疲れ目やかすみ、急に視点を変えるとぼんやりするなど、通常の老眼によく似た症状が現れます。

「まだ若いから大丈夫だろう」とこれを放置しておくと

●肩こり
●頭痛
●目眩
●吐き気
●不眠
●老け顔

といった症状が現れ仕事がはかどらないといったことになります。

目を休めたり、眼鏡を換えたりマッサージをしたりサプリメントなど、ケアすれば改善することはあるといいますが、それも一時的で続けられるものでは無いといいます。

スマホ労眼になる仕組み

目は物体を「水晶体」と呼ばれるレンズを通して「網膜」と呼ばれるスクリーンに映し出すことで認識していますが、物体からの距離に応じてレンズの厚みを薄くしたり厚くしたり調節している「毛様体」と呼

ばれる筋肉があります。

スマホの画面を長時間見続けていると、毛様体に緊張状態が続くために硬くなってしまうのです。

すると水晶体の厚みを調節し難くなるために物体を見る時にピントが合いにくくなってしまいます。

スマホを長時間続けて、すぐに遠くを見た時にピントが合い難くなるのはそのためです。

また、網膜には「ロドプシン」と呼ばれる光伝達に関わる物質がありますが、スマホで目を酷使するとロドプシンの再合成が上手くいかず、脳に映像を送る能力が低下してしまうそうです。

まとめるとスマホで目を酷使すると、毛様体が硬くなり水晶体の厚みを換えることがし辛くなるために視界がぼやけたり、それを正しく認識する能力が衰えてしまうということです。

 

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スマホ労眼チェック

それではあなたの目がスマホ労眼になっていないかチェックしてみましょう。

日頃の習慣を元にチェックしてみてください。

□1日2時間以上スマホを眺めている
□目が乾燥している
□スマホを見ていていきなり遠くを見た時にぼやける
□以前は感じなかったが光がまぶしいと感じるようになった
□肩や首が凝る様になった。
□暗い所で文字が見えにくい
□目が疲れやすくなった

いかがですか?

3つ以上当てはまったらあなたの目はスマホ労眼の疑いがあります。

念のために眼科で診察してもらった方が良いでしょう。

あわせて読みたい:目の疲れが体のだるさの原因になる。

スマホ労眼の治し方

もし眼科でスマホ労眼と診断されたら、直ちにそれ以上悪化させないようにすることが先決です。

その後に次のようなことを心がけるとスマホ労眼の改善に効果的と言われています。

スマホの使用を定期的に休む

スマホだけでなくパソコンも同じですが、1時間使用したら10分は使用を休ませることが必要です。

できればその10分は遠くを眺めることで目を効率的に休ませることができます。

というのも、遠くを見ている時は最も毛様体が緩んでいる時で、寝ている時よりも目を休ませることができるのです。

また自分の腕を前方に伸ばして親指を立て、遠くの景色と重ね合わせてピントを親指と遠くの景色に交互に合わせることで毛様体の“ストレッチ”になり柔らかくすることができます。

眼球を右回り、左回り、前後左右、斜め上下と動かすことでも目の緊張を和らげるのに効果的と言われています。

スマホやパソコンを見る時はブルーライトカット眼鏡を使用する

スマホやパソコンなどのモニターからは目に有害な「ブルーライト」が発せられていています。

ブルーライトは紫外線に次いで強いエネルギーも持ち合わせているとされ、これが網膜を痛めると言われています。

以前金環食をフィルターを通さずに直に見て網膜を痛めたとの報告が多数あったように、強い光は網膜を痛める可能性があります。

スマホやパソコンは太陽光ほど強いエネルギーはありませんが、それでも長時間使い続けるとブルーライトによって網膜を痛める可能性が指摘されています。

特に子供は大人と比べて水晶体の濁りが少ないためにブルーライトが通過し易くより影響を受けやすいといいます。

そんなことの対策にメガネ屋さんではブルーライトカット眼鏡が置いてあるので検討してみてはいかがでしょうか。

ちなみに私も長時間パソコンを使用するのでブルーライトカット眼鏡を使用しています。

その効果があったのかは分かりませんが、つい最近近くの眼科で度数を調整するついでに検査をしてもらいましたが異常なしでしたよ。

あとは目に良いとされる食べ物やサプリメントも効果的と言われています。