生理痛は多くの女性の悩みです。
そのため生理の時は仕方がないという風に捉えて我慢している人はおおいのではないでしょうか。
定期的に訪れる生理による痛みはつきものと考えている女性も多いといいます。
ただ痛みの程度によってはそのまま放置しておくには危険な場合も…
命に関わるトラブル体で起きているのかもしれないのです。
そこで今回は急に生理痛がひどくなったなと感じた時に注意したい理由をまとめていきます。
生理痛がひどい時の理由は?
まず考えられる原因の一つに冷えがあります。
冷えは血行不良を引き起こすために生理痛がひどくなることが多いです。
もともと生理の前後は冷えやすいようになっているって知っていますか?
というのも生理前は子宮を温めようと体内の血液は子宮周りに集中します。
そのため手足などは冷えやすくなってしまいます。
また生理が始まってもホルモンの変化で体温が下がる傾向があります。
そのため生理中はいつも以上に冷えに気をつける必要があります。
ちなみに血行不良はストレスでも起きうるとされています。
また注意が必要なのは様々な婦人科の病気。
例えば子宮内膜症は女性に多い病気の一つです。
具体的には子宮内膜が子宮以外に出来てしまうもので、他には生理時の吐き気などが見られることもあります。
この病気の怖いところは、場所などによっては不妊の原因になること。
そのため早期発見が大切です。
次に子宮筋腫。
子宮にできる良性の筋腫のことで大きさや個数は人それぞれです。
生理痛の他には不正出血やそれに伴う貧血が起きることが多いです。
子宮内膜症と同じく不妊の原因になることがあるようです。
他には子宮腺筋症やクラミジア感染症なんかも考えられます。
まず子宮腺筋症は子宮内膜のような組織が子宮の筋肉に出来てしまう病気です。
そしてクラミジア感染症は性交渉によって感染する感染症のひとつ。
発熱や水っぽいおりものが見られることもあります。
これらの症状がある場合は注意が必要です。
スポンサーリンク
ひどい生理痛を和らげる方法は?
生理痛がひどい時、鎮痛剤などを服用する人は多いのではないでしょうか。
一時的に生理痛を和らげたい場合、それも一つの手かもしれません。
ただ連続で服用するのはお勧めできません。
あわせて読みたい:生理痛にロキソニンは効かない?
また薬以外で痛みを抑えたい時にはまず冷えを解消するためにも湯船に浸かったり、腹巻をするのがお勧めです。
おへそから下は中心に温めるようにしましょう。
他には軽い運動も体を温めるには効果的。
ストレッチなどでも良いですね。
さらには食べ物、飲み物でも生理痛が緩和される場合があります。
例えばアーモンドは子宮収縮を和らげる効果のあるビタミンEが豊富です。
そして逆に控えたいのはコーヒーなどのカフェインを含む飲み物。
カフェインは冷えを引き起こす原因となります。
他にはストレスを溜めないことも大切。
ストレス発散法は人それぞれ。
例えば音楽を聴くだったり、アロマを焚くだったり出来るだけリラックスして過ごせるように心がけましょう。
ゆっくり身体を休めるのも大切です。
ただそれでも痛みが引かない場合は注意が必要です。
やはり受診が必要でしょう。
産婦人科というと少し行きづらい場所に思えるかもしれませんが、妊婦さんばかりではありません。
検査もすぐに終わるので安心してくださいね。
あわせて読みたい:生理痛は病院に行った方が良い?
まとめ
生理痛は誰でも経験があるものなのでそのまま放置されがちですが、実は重大な病気につながっている可能性もあります。
最近、生理のたびに痛み止めが手放せないなという人は一度受診をしてみることをお勧めします。
特に若い女性にとって子宮は将来的にも妊娠出産を経験するために大切な場所。
いつもと違うという症状があれば、あまり軽く捉えないようにしましょうね。