朝起きた時に目覚めの一杯としてコーヒーを飲むという人は多いのではないでしょうか?
他にも仕事の合間に飲んだり、ホッとしたい時などコーヒーを飲む機会は多いものです。
コーヒーが本当に好きな人にとっては、単なる飲み物でも生活の一部と言えるほど欠かせないもの。
少しの間飲まなければタバコやアルコールのように自然と体が欲してくる場合だってあります。
そんな時、注意したいのがカフェイン中毒。
飲み方によっては身体を害することにもなりかねないカフェイン。
今回は実は恐ろしいカフェイン中毒の症状とまた許容量を見ていきます。
カフェイン中毒って?症状は?
カフェインは適度に取ると体に良いとテレビでよく言われ、意識的にコーヒーや紅茶などを取り入れている人もいる一方で、もともと大好きで、コーヒーなど、ないと飲みたくて仕方がなくなってしまうというひともいます。
あなたが後者に当てはまるのであればカフェイン中毒の恐れがあるので注意が必要です。
他にもカフェインを摂取しないとイライラしてしまう、いつも胃痛などを感じる、また1日に3杯以上は必ず飲むなどといった特徴があります。
さらには心拍数が上がったり痙攣などの症状もみられる場合があります。
これらに自覚があれば要注意です。
また逆に言えば、いくら好きでも量を調整出来るのであれば問題はなく、中毒とまでは言えませんから安心してください。
ちなみにどのくらいまでが安心なのかというと1日健康な成人で400mg。
だいたいコーヒー100mlにつきカフェインの量は60mg。
単純するとコーヒー一杯が150mlくらいなので1日4杯くらいなら体に害なく飲めるようです。
ちなみに100mlあたりでいうと他にも
紅茶が30mg
烏龍茶には29mg
コーラには意外にも8mg
含まれます。
カフェインはよく取りすぎると眠れなくというデメリットが言われますが、それだけなく過剰摂取では死亡例も世界中で確認されています。
また妊婦さんは要注意。
お腹の赤ちゃんに影響が出るので必ず控えるように国からも注意が促されているほどです。
身近なものでありつつも、一歩間違えれば命に関わる危険な存在であることは知って起きたいですね。
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そもそもカフェイン中毒ってどうして起きるの?
カフェインが私たちの健康に関わる重大なものであることはわかったかと思いますが、ではどうしてそもそもカフェインは中毒になってしまうのでしょうか?
そのメカニズムはこんな風になっています。
すると脳では何が起きるかというともともと脳内のアデノシンとアデノシン受容体が結びつくことで脳の働きが鈍ると言われているのですが、カフェインがアデノシンの代わりとなるので、疲労感などを感じにくくなります。
これを覚醒効果と言います。
そしてカフェインを多く摂取し続けると今度は体でカフェインと結びつくためのアデノシン受容体を沢山作り出します。
この状態が続くと後は負のサイクル…カフェインに対してどんどん耐性ができ今度はもっと多くの量のカフェインでないと覚醒効果が得られなくなります。
自然と体は多量のカフェインを欲し、いつの間にか中毒状態に陥るわけです。
最初は1日一杯の習慣だったのが2杯、3杯と増えていくと危険。
くれぐれも飲み過ぎには気をつけましょう。
まとめ
カフェインは他にもエナジードリンク、ココアなどにも含まれています。
なんとなくカフェインというとコーヒーのイメージが強いですが、コーヒーを避ければ良いということではなさそうです。
まず中毒にならないために大切なのは、何にどれだけのカフェインが含まれるのかと知ること。
その上で何をどのくらいにとどめるのか決めていけば良いでしょう。
たまにカフェイン中毒が怖いからとコーヒーを飲まずに我慢している人もいます。
しかしそれがストレスになっているのなら逆効果。
あくまで量を考えていれば問題はなし。
飲むこと自体がいけないわけではないので安心してください。