2月も中旬を過ぎるとそろそろ対策を考えないといけないのが花粉症を患っている人でしょう。

気象協会によるとスギ花粉のピークは3月上旬で4月の中旬あたりまでは警戒が必要とのこと。

この時期になると耳鼻咽喉科は花粉症患者で溢れ街には半数の人がマスクをした姿で歩いています。

とりあえずは花粉から逃げるしかないのが花粉症対策では最も有効ですが、そう簡単には花粉を避けることも出来ないんですよね。

洗濯物も外に干すことができないし、家族が外出から帰ってきて花粉が付いたままの衣類をそのままにしていることもあるでしょう。

花粉症の人って本当にこの時期は大変なんですよね。

私も花粉症なので対策に関しては非常に敏感なんですよ。

 

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舌下免疫療法は道半ば

一応昨年の6月から「舌下免疫療法」を行っていますが、まだ1年未満なので今年の花粉症シーズンではあまり期待していません。

聞くところによると「舌下免疫療法」は3年くらいは続けないと改善しないと言われているので・・・

それでも「舌下免疫療法」を3年行った8割の人に何らかの効果があったそうで、それなりには期待しています。

あわせて読みたい:舌下免疫療法を行っている病院を名古屋で探してみました。

ということで今年の花粉症対策は例年通りで、「外に出ない」ことが最優先になります。

とはいえ出ないわけにもいかないので、その時はマスクやゴーグルで完全防備して花粉を吸い込まないようにしています。

対策を取っていても花粉症の症状が出たら薬を飲んでいます。

しかし薬を飲むと身体がだるくなるし眠気を催すんですよね。

こんな花粉症対策を取っている私ですが、そんなことも出来ない人もいるでしょう。

たとえば妊娠中の人は薬を飲むことが出来ませんから花粉を避けるしかないのです。

そんな方は食事で花粉症の症状を抑える方法があります。

花粉症の症状を抑える食事

良く花粉症には免疫力をコントロールして症状を抑えるような方法でアドバイスしている専門家がいますよね。

たとえばレンコンやヨーグルトを毎日食べると有効だとか、ブロッコリースプラウトが花粉症に効くとか、この時期になると必ず耳にします。

しかし花粉症歴40年以上の私の経験上、食べて症状を抑える効果は期待しないほうが良いと思います。

おそらく効果はあるが目に見えて改善することは無いと言えるのではないでしょうか。

したがって花粉症の症状を少しでも悪化しないような食事の仕方を考える方がよほど効率的だと思いますよ。

寝る前のビールはNG

睡眠導入に良いとばかりに風呂上りのビールを飲んでいませんか?

以前の私がそうでした(^^ゞ

実はこれが花粉症には最も悪い習慣で、夜中に鼻水と涙で溢れたり、口の中が痒くなったりして眠れなくなることが多いです。

寝る前のビールを飲む習慣が花粉症に悪いことは漢方医学の専門家の話で初めて知り、それから寝る前のビールを飲んだら花粉症の症状がかなり改善しました。

では他のアルコールはどうなのかというと、私の経験上ビール以外ならさほど症状が悪化することはありませんでした。

ただし日本酒はビールと同様、含まれるアセトアルデヒドが鼻に起きる症状を悪化させると言われています。

ワインを適量なら花粉症に効果的と言われる「ポリフェノール」を多く含むので影響は無いと思いますよ。

 

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身体を冷やす食べ物はNG

花粉症は主に冷え症の人が罹りやすい病とされています。

事実、私の周りでも花粉症の人は殆どが冷え症に悩んでいるんですよ。

つまり花粉症は身体を冷やすことを避けるべきと言われています。

アイスクリームやコーラなどの清涼飲料水はもちろんですが、意外と知られていないのが「砂糖」です。

砂糖は粘液を分泌させるためにアレルギーを悪化させ、身体を冷やす食べ物なので免疫力が低下します。

甘さが欲しいなら蜂蜜か黒砂糖で代用すると良いでしょう。

ヒスタミンを含む食べ物はNG

よく花粉症の薬の成分で「抗ヒスタミン剤」と耳にしますよね。

花粉症は花粉によって発生したヒスタミンの働きを抑制することで症状が和らぐからです。

ということはヒスタミンを多く含む食べ物を避けるようにすることで花粉症の症状が軽くなると言えます。

ヒスタミンを多く含む食材は以下の通り。

トマト
ほうれん草
なす
パイナップル
たけのこ
ハムやソーセージ
アルコール類
ファーストフード

中には身体に良さそうな食材がありますが、花粉の飛散時期には避けたほうが良いとのこと。